2012年12月05日

計算と文章問題

未就学児に文章問題を販売しているところがあります。文章問題を未就学児が学習することすべてが悪いとは言いませんが、正直言って、未就学児が行える文章問題は、ひねりを入れることが出来ません。また、高度な計算も出来ないので、数えるものか、簡単な足し算程度に限定されます。

ここに、問題が内在しています。つまり、未就学児の場合、語彙が少なく、文章自体の難易度を上げることができないこと、そして、何よりも、簡単な計算だけで答えが出せることです。逆にここをひねるとほぼ誰も解けなくなってしまい、問題として成立しなくなります。

つまり、少ない語彙で、殆ど計算の無い問題を作ると、どれも似たような問題にしかならないということです。

何がわるいの?と思われるかもしれませんが、子ども達は、大人が思っているよりはるかに頭がよく、似たような問題ばかりをやらせると、そこに規則性を見出してしまい、最終的には、問題を読まずに数字だけを拾って答えを求めるようになってしまいます。

これが高じると小学校高学年で、逆に文章問題などひねられた問題が解けない子どもになってしまいます。

ですから、語彙の少ない2年生くらいまでは、文章問題よりも計算力を付けることを中心に行い、計算力がしっかり着いたら(2〜3年生以上)、文章問題を丁寧に解いていく方が合理的だと思います。

また、計算力を付けるとは、ドリルの様に、計算をすることではなく、足し算、引き算、掛け算、割り算などの概念理解をすることであり、そのために、ブロックを使ったり、場合によっては絵にかいてみたりと、その性質を徹底的に理解することにあります。これは、文章問題を解くよりはるかに意味のある大切なことなのです。

数字の性質をしることは、後々の算数から数学になっても通用する絶対的な法則であり、この法則をしることで、問題が解けるようになっていくのです。ですから、文章問題を解くより前に、まず、数字の性質を理解することが結局、算数を制する近道なのです。

なぜ、こんな大切なことを誰も教えないのか私は不思議です。そして、本当はこういった数字の性質は1〜2年生までに取得しておくことが後々のことを考えるととても大切です。

文章問題やドリルなどをやる前に数字の性質の勉強をしてください。算数が楽しくなり、また、理解も早く、結果的に計算も楽にできるようになります。

数字の性質は、算数・数学の基礎の基礎です。ここを教えない塾や教室は、本当の意味で算数を知らないのだと思います。




posted by 鶴田進 at 23:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プライド

勉強のモチベーションの一つがプライドです。プライドの強い子どもは、出来ないことはしたがらない。出来ることもしたがらない。とう勉強をしたがらない構図にはまる場合が有ります。

ここで、問題なのは、できることをしたがらないことです。なぜ、そういうことになるのかというと、お母さんが、問題をできた時に、余り褒めず、出来なかった時に出来なかったことを、心の中で攻めているのを子どもが感じているからです。

ですから、
子どもは、出来ないものだ、何度教えても忘れるものだ、昨日出来たからといって、今日できるとはわかりません。
と考えることが大切なのです。

子どもが出来ないことを出来ないこととしてうけいれることが大切なのです。
さりとて、その子どおに何か問題があるわけではなく、むしろ親に問題があるのです。

素直に、「ほめる」。もし間違えても、「さりげなく指摘する」<感情を込めない。
出来ない場合も、子どもの心が逃げ込める場所を作らない。

正しい対応は、
素直に「ほめる」出来なかった場合は、出来なかった理由を一緒に考えながらといていく。決して子どもをバカにしないことを誓う。

そうやって、初めて知った事を如何にエレガントに習得させるかがカギになります。

posted by 鶴田進 at 00:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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