その番組の中で、仲間由紀恵こと山田奈緒子が上田教授と一緒につかまり、手品を使って、山田奈緒子が縄抜けをした時に、上田教授に向かって、「知識は、テストの点数はとってくれても、縄は解いてくれません」(言葉尻は違うかも)と言い放ったシーンがありました。
その前のシーンで、二人とも縄に結ばれている状況で、上田教授が4桁×4桁の暗算を披露し、山田奈緒子に自慢しますが、山田奈緒子が一言、「暗算が出来ても何の役にも立たないし、答えがあっているかどうかも分からない」と一蹴します。単純に笑えるシーンなのですが、ちょっと考えると随分意味深なやり取りですね。
頭がいいだけでは、実生活では役に立たない。と言っているようですね。
計算一つとっても、テストで点数を取るためだけしか使えないとしたら、余りにも不毛ですね。ちゃんと生活に密着した勉強をしたいですね。
特に、理科や社会も、せめて小学生の段階では、生活で利用できるような学習内容であれば、もっともっと楽しくなると思います。今の学校の授業はあまりにも、生活からかけ離れていて、現実感が全くないから、中々興味を持つことができないのだと思います。
ですから、せめて、塾では、そういったものの中にも生活と密着させ、面白いと感じさせる授業こそが大切だと思います。
ラベル:鶴田式算数
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